in 京都の神社仏閣を巡る

西国三十三所 第十七番 六波羅蜜寺  京都祇園四条界隈~東山を歩くその5

-- COMMENT
六波羅蜜寺



DSC_0191.jpg



951年に疫病平癒のために空也上人により開設された
真言宗智山派の寺院で、西国三十三所観音霊場の第十七番札所
として信仰を集めている。


空也上人の自刻とされる十一面観音立像(国宝)を本尊とする。
空也上人は醍醐天皇の第二皇子で、若くして出家し、歓喜踊躍しつつ
念仏を唱えたことで知られ、今に伝わる六斎念仏の始祖である。



まず、六波羅蜜寺の入り口の真正面あたりに建つお堂には
京都七福神の一つに数えられる弁財天が祀られています。
こちらは拝観料なしでお参りできました。

続いては拝観料を払って宝物館に入場します。
溶けそうな気温の外と比べて、中は天国。
ものすごく空調を効かせてくださっています。

さて、まず目に飛び込んでくるのはもちろん
重要文化財である「空也上人立像」でありましょう。


DSC_0281.jpg




運慶の四男康勝の作

胸に金鼓、右手に撞木、左手に鹿の杖をつき、膝を露わに草鞋を履いている。
念仏を唱える口からは六体の阿弥陀如来が現れている。




日本史の教科書にも登場する有名な像になります。
やはり、実物を見た時の迫力は圧巻です。

宝物館には他にも、鎌倉時代に運慶のよって作仏された地蔵菩薩坐像。
彫刻界の黄金時代を築いた運慶・湛慶坐像(鎌倉・重要文化財)

平清盛坐像(鎌倉・重要文化財)
元六波羅地蔵堂の本尊である地蔵菩薩立像(平安・重要文化財)
薬師如来坐像(平安・重要文化財)
弘法大師坐像(鎌倉・重要文化財))

この他にも多くの平安時代・鎌倉時代の名宝が安置されています。



さて、宝物館を後にし、最後に国宝の御本尊である十一面観音立像(平安)
にお手を合わせて、拝観終了となります。


ひとたびも
南無阿弥陀仏と
いふ人の
はらすの上に
のぼらぬはなし

空也(拾遺抄)




一度でも南無阿弥陀仏と唱えた人は
極楽浄土に至るのです。
スポンサーサイト
  • Share