in 京都の神社仏閣を巡る

大原問答で知られる勝林院 京都大原エリアその3

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勝林院

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勝林院といえば、大原問答である。
大原問答とは法然上人が後の61世天台
座主権僧正である顕真法師の請に応じて浄土の
宗議を論談したことである。


浄土門と聖道門を比べて、浄土門の方が優れている理由
を法然上人に求めた。

元々法然上人は天台の出身であり、天台は聖道門であるが、
法然上人はなんと浄土門の教えを説き始めるのである。
すると、たちまちその教えが人々に受け入れられる。




さて、この問答には聖道門のそうそうたる知識人達が集結した。
その面々を相手に法然上人はほとんど一人で談義に応じる。

理路整然と受け答えし、ついには信服させたという。
それが証拠に下記のような話がある。

「念仏により極楽往生ができるかどうか?」
の問答の時に阿弥陀如来が大光明を放ち、念仏衆生摂取不取
の証拠を現されたという。

そのことから、本尊の阿弥陀如来を証拠阿弥陀如来と称し、
堂を証拠堂と呼ばれている。


何か、こういったお話が残っているところに
仏教の懐の深さを感じますね。

勝林院の本尊
阿弥陀如来

脇侍
不動明王
毘沙門天



本堂は1736年に火災にあったのち、
1778年に竣工
柱・床板・彫刻に至るまですべてケヤキづくり。


こちらの本堂はボタンを押すと迫力のある声明が
流れるのが特徴的です。

遠くから見ても阿弥陀如来様の堂々としたお姿を
拝見することができます。
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